昔は、直接会うか、電話しかありませんでしたが、現在はメールがコミュニケーションツールのひとつとなっています。
皆さまもメールをお使いだと思いますが、婚活相手とのメールのやり取りで気をつけるポイントについて書かせていただきます。
婚活中は、お会いしたり電話をする回数より、メールの回数の方が多くなると思います。
メールを使うことで、多くお相手との接点を持てるわけですから、自分の人柄を表現するのに、メールはとても有効ということです。
今日はこんなことがあったよ!というお話しはもちろんですが、それについて自分がどう感じたか。どう考えたのか。そういう「自分の価値観」をお伝えしましょう。
結婚した場合には長いお付き合いになるのですから、最良のパートナーを得るためには、お互いの価値観や性格を知った上で選ぶのが重要です。
結婚に焦るあまり、相手に選んでもらうことばかりを意識して、耳障りのいいことばかり書くことは止めましょう。
もうひとつは、相手を思いやってメールをしましょう。
夜討ち朝駆けでメールをすると、少々ストーカーまがいの行動になってしまいますし、携帯のメールアドレスでやり取りをする場合には、中には深夜のメール着信音で眠りを妨げられる場合もあります。
私は、深夜1時から朝の7時までは、メールが届いても着信音が鳴らないように設定をしていますが、皆さんがそのようにしているとは限りません。
送信の時間には、相手の生活を考え、その邪魔をしないように送信する配慮が必要だと思います。
最後にお伝えしたいのは、メールに書いたことは記録に残ってしまうということです。
不本意なことを書いてしまったり、できもしない約束をしてしまったり・・・ 婚活中はあまりないと思いますが、相手とのお話が過熱してしまうあまり、喧嘩腰の内容になってしまわないよう、注意する必要があります。
いずれも、相手を思う気持ちをもってメールの文章を考えるという姿勢を崩さず、その上で、自分はどういう人間なのか。価値観や性格をお伝えできるのがベストです。
また、メールだと一方的に自分のことばかりお話しする方がいらっしゃいます。
冒頭に、メールはコミュニケーションツールのひとつだと書かせていただきましたが、コミュニケーションというのは、双方向になされて成立するものです。
相手は、「この話をしたらあの人はどう感じるだろうか?」と考えながらメールを送信してきています。
にも関わらず、その話には一切触れず、「そんなことがあったんですね!それはさておき、今日私の方は・・・」などと、自分のことばかり書く人は、婚活で成功する可能性はあまりありません。
基本的には、お会いした時や電話と同じように、メールでも会話のキャッチボールが必要になります。
その中から、相手との相性を探り合うわけですから、相手のメールの内容にはしっかり触れましょう。
一般論として会話に求めるものは、男性は問題解決であり、女性は共感というのあります。
男性であれば、女性が話してきたことに対して、何とかしてあげたいあまりに、アドバイスばかり書き連ねる方がいますが、それはNGです。
かといって、「そんなんだ!それは大変でしたね・・・」という反応だけでは、男性を感じさせることができません。
一方女性の場合であれば、「すごく笑っちゃいました!」とか「大変だと思うけれど頑張ってくださいね。」と女性相手のようなメールの内容では、話した甲斐のない相手だなと思われてしまいます。
いずれにしてもバランスよく、文章の内容を考えましょう。
お会いした時には、あなた自身の雰囲気を五感に訴えることができます。電話でも、話しの内容だけでなく、声の抑揚という情報がありますが、メールはとにかく文字のみしか情報がありません。
いかに自分を表現できるかに意識しながら、内容のバランスがいいメールを書いてください。
