婚活で一番大切なのは自己紹介です。
就活(就職活動)でも、企業へのアプローチの第一ステップは履歴書ですよね?
履歴書を、書類選考で落とされないために工夫して書くのと同様、婚活でも自己紹介がきちんとできないと、最初の選考で落とされてしまいます。
基本情報を書く(言う)のはもちろんのことですが、相手の記憶に残る情報をお伝えしましょう。
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余談ですが、相手によく思われたいがために、基本情報を詐称する人がいらっしゃいますが、これはよい結果には結びつきません。
私は、身長詐称と年齢詐称のふたつを経験したことがあります。
身長詐称の方は、まず会うところまで漕ぎつけたい!と思ったのか、私(←158cmです)より低い身長にもかかわらず170cmと書いており、初めてお会いした時の待ち合わせ場所で、相手を見つけるのに苦労したことがありました。
また、私との年齢差を感じさせないために、実年齢より5歳ほど若く詐称しており、お会いした時に落ち着いた方だなぁ~と思ったものの、随分親しくなってから実年齢を打ち明けられ、結果、その方とのお付き合いはお断りしました。
私自身は、身長も年齢もさほどに重要視してはいなかったのですが、嘘をつかれたということから、相手への信頼感をなくし、継続してお付き合いすることができなくなりました。
詐称はやめましょう。
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婚活の形態にもよりますが、特にネット婚活の場合には、多くの人とメールのやり取りをしているでしょうから、「どの人だっけ?」と思い出すのに時間がかかるという場合もあります。
商品にキャッチコピーがあるのは、その商品を消費者に思い出してもらうために、練りに練って作られています。
同様に、自己紹介とは自分のキャッチコピーを考えるくらい、念入りに考えて提示するのがよい方法です。
結婚相談所やネット婚活の場合には、プロフィールを書く箇所がたくさんありますので、漏れなく書くことはもちろんのこと、今お話した「記憶に残る何か」を添えられるようにしましょう。
お見合いパーティーやバスツアーなどの場合は、ちょっと工夫が必要です。
婚活をしているのに、会社の名刺を使うなどもっての外です。婚活用の名刺をきちんと用意しましょう!
名刺という小さな紙面で自分をどれだけ紹介できるかがポイントです。
後で思い出してもらうためにも顔写真が掲載されているのはもちろんですが、裏面をフル活用して、持ち帰った後で裏面があることに気がつき、そこに面白い自己紹介が書かれていれば成功率は高くなります。
自己紹介というのは意外と難しいものです。
そのためにも、婚活を始める際には、一度自分自身の棚卸しをしておき、他人と差別化できること、自身の性質(性格)を表せるエピソードなどを書き出しておきましょう!
