熟年世代の皆さまは、いろいろと複雑な事情や心情をお持ちだと思います。

残念ながらパートナーと死別された方は言うまでもありませんし、熟年離婚をされた方は、よほどの理由がある場合が多く事情が複雑だったかと思います。初婚の方にも、今までの人生経験から、いろいろと思うところがあることでしょう。

私が熟年の再婚をおすすめするのは、熟年世代の皆さまが再婚をするという場合には、子供のような判断はしないでしょうし、お互いをよく知った上での決断になりますから、逆に安易には離婚に至らないという点です。

誰しも、離婚を前提に結婚をする人などおりませんが、さまざまな出来事に翻弄されてしまい、離婚に至ってしまうケースというのを、数多く見てきました。

しかし、熟年世代の再婚に関しては、離婚率というのが非常に低いんです!

それだけ、多くの熟年世代の方が、結婚という形に幸せを見出し、充実した人生を送られていると言えるでしょう。

「終わり良ければ全て良し」と言いますが、幸せな晩年を過ごしたいというのは人の共通の願いではないでしょうか?

若いうちに、買ってでもした苦労を乗り越え、精神的に平穏な日々を送れるようになったからこそ、得られるものがあると思います。

男性の場合は、人生の大半を仕事に費やしてきたでしょうから、趣味に時間を割くことは、なかなかできなかったことと思います。

女性でお子さんがいらした方は、同じように育児に時間をとられ、自分自身の時間を取ることは厳しかったことでしょう。

であればこそ。これからの人生は自分自身のために使って欲しいのです。

ただ、「趣味をまっとうしたい」「自分の好き勝手にやりたい」というのではなく、「一緒に過ごせる誰かと共通の喜びを見出す」ことも考えていただきたいのです。

それでこそ、円熟味を増した晩年を送れるのではないでしょうか?

私自身もバツイチ再婚組ですが、主人との共通の趣味探しを楽しんでおります。元々、二人とも温泉が好きですので、数ヶ月に一度は温泉旅行にも出かけておりますが、それ以外にも二人で楽しめる何かを探しています。

ダイビングをしてみたり、最近は、私の手芸に主人が興味を示したので一緒に作品を作ってみたり・・・

休日に、喫茶店に行って数時間を二人でおしゃべりをする時間は、私はもちろんのこと、主人もとても楽しんでくれています。自宅でお茶をするよりも話が弾むんですよ。

そうして二人で過ごす時間が長くなればなるほど、きっと「この人と暮らせてよかった」と幸せな気持ちで旅立てるように思います。

死ぬときは一人かもしれませんが、死ぬまでの間をどれだけ濃密に生きてきたかで、その瞬間が幸せかどうかが決まるような気がするのです。

誰かを恨んだり、羨ましい気持ちを抱えたまま旅立つのではなく、この人生で良かったと、最後の瞬間にそう思えるためには、結婚というのは実に素晴らしいものだと思います。

迷いのある方は、まず出会いを探してみてください。最良の伴侶を得ることで、人生は濃密になると思います。